子どもが病気で受診するとき、一番多い症状は熱です。熱が出る場合と、出ない場合にわけ子どもの病気を症状別にみてみると次のようになります。

１．熱が出る場合

1. 鼻水・鼻詰まり・咳・・・かぜ症候群、インフルエンザ、気管支炎、肺炎
2. 目やに・のどの痛み・・・プール熱
3. 咳・声がれ・呼吸困難・・・・喉頭炎、仮性クループ
4. ひきつけ・・・・熱性けいれん、髄膜炎
5. 嘔吐・下痢・・・・感染性胃腸炎
6. 発疹・・・・・はしか、ふうしん、みずほうそう、溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、突発性発疹、川崎病
7. 耳を痛がる・・・おたふく風邪、中耳炎
8. 腹痛、排尿痛、頻尿・・・尿路感染症

２．熱のない場合

1. 鼻水、鼻詰まり・・・アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎
2. 咳やぜいぜい・・・先天性喘息、ぜんそく様気管支炎、気管支喘息、百日咳
3. ひきつけ・・・てんかん、てんとうてんかん、なき入り引きつけ
4. はく・・・・先天性幽門狭窄症
5. おうと・血便・・・腸重積症
6. 発疹・・・手足口病、伝染性紅斑（リンゴ病）、脂漏性湿疹、おむつかぶれとカンジタ皮膚炎、がこうそう（鵞口瘡）、あせも（汗疹）、かぶれ（接触性皮膚炎）、伝染性膿痂疹（とびひ）、ブドウ球菌性熱傷様皮膚炎（ＳＳＳＳ）、水イボ（伝染性軟属腫）、じんましん（蕁麻疹）、アトピー性皮膚炎
7. おへその異常・・・臍ヘルニア、臍肉芽腫
8. そけい部の異常・・・そけいヘルニア
9. めやに・・・結膜炎
10. 性器の異常・・・亀頭包皮円炎、外陰炎
11. 色素斑・・・あざ
12. 事故・・・異物誤飲、風呂でのおぼれ、やけど、転落、落下、打撲、きりきず、出血

小児救急電話相談　♯8000番（平日午後7〜11時）

北海道小児科医会がサポートする小児救急電話相談があります。専門の看護師さんや小児科医が適切なアドバイスをくれます。

札幌市医師会夜間急病センター（毎日午後7時〜翌朝７時まで）
中央区大通西19丁目　電話番号011-641-4316

午後7時から翌朝7時までの間に小児科を受診したい場合には、大通西19丁目にある札幌市医師会夜間急病センターを受診してください。小児科専門医の診察を受けることが出来ます。

休日当番病院（日祭日午前9時〜午後5時まで）

日曜日や祭日の午前9時から午後5時までの間に小児科を受診したい場合は、札幌市内の小児科３施設が休日当番医として対応しています。その日の朝刊に施設名、住所、電話番号などが掲載されます。

土曜日午後当番医（土曜日午後1時〜5時まで）

土曜日の午後1時から5時までの間に受診希望の場合は、札幌市内の２つの小児科施設が診療に対応しています。施設名や住所電話番号は、土曜日の朝刊に掲載されます。

札幌市小児科医会

北海道新聞に掲載された「こどもクリニック」が掲載されています。

こどもの救急

小児救急の緊急性を判定してくれるサイトです。

東京都こども医療ガイド

東京都の運営するこども医療ガイドに「病気やケガの対処のしかた」が掲載されています。

国は、2005年から子どもが病気になったとき仕事を持っているお母さん方を支援するため様々な事業（こども緊急さぽねっと）を行っています。

０歳から６歳までのお子さんを対象に、

• 急な病気で保育園、幼稚園に預けられない
• 仕事の都合でお迎えが間に合わない
• 出張しなければいけないが、子どもの預け先がみつからない

1. 道央東センター TEL:011-815-8320 札幌市白石区東札幌３条５丁目１ー２５AMS8 ビル　１階
2. 道央西センター TEL:011-691-2255 札幌市手稲区本町2条4丁目８ー１　菱金ビル　2階
3. 道央南センター TEL:011-582-9855 札幌市南区真駒内柏が丘10丁目８ー２８
4. 道央北センター TEL:011-758-4755 札幌市北区麻生町3丁目２ー４　第５山重ビル　1階